二十年後の君へ
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SNSに流しておしまいにしたくない程度のあれこれをメモ書きとして残せるようにしたくて、ブログ的な何かを用意してみました。せっかくドメインもってることですし🍣。
筆者がWebコンテンツを作り始めて短くない時間が経ちました。生涯の半分以上をWeb技術と戯れて過ごしてきましたが、直近の10年を振り返ってみても、Webコンテンツを作る手段は本当に多種多様です。
HTMLを生成する手段としてPerlやJava、PHPが動的に担っていたり、PugやEJSで事前にビルドしたり。CSSもリセットCSSやUIライブラリが現れては消えて、一時的に覇権を握っていたjQueryも、今ではすっかり見かけなくなったと思います。
それらのバージョンを上げたり、別のものに乗り換えたりするタイミングで多かれ少なかれ四苦八苦してきました。中でもwebpackやRollup、Snowpack等々の開発環境(バンドラーやプリプロセッサといったビルド手段)については多くの時間を溶かしたものです。
そんな混沌の中でも変わらず、Webフロントエンドを支えているのはHTML、CSS、JavaScript、Web三種の神器です。1990年に公開された世界初のWebページでさえ、現在も変わらず閲覧できます。
これはひとえに、Web標準とDon't break the web(既存のWebを壊さない設計思想)の原則を守ってきた先人たちのおかげであり、すべてのWebコンテンツは偉大な仕様と技術の上に成り立っているということを忘れてはなりません。ちなみにこの記事はMarkdownで書かれていますが、Markdownも同様に後方互換が保たれています。
壊れない基礎技術があるからこそWebコンテンツは発展してきました。そのことに敬意を表して、これからもWeb標準を守って実装していきたいです。
AI時代を迎えたこの先、Webがどう変化していくのか?uga.devが残っているかどうかも含めて、次の20年を楽しみにしています。